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【PDF表示】 地すべり地形分布図 第16集 「長野」
防災科学技術研究所研究資料 第238号
5万分の1 地すべり地形分布図 第16集 「長野」図集
収録図面数:16葉
解説書本文:「
地すべり地形分布図の作成方法と活用の手引き」の最新版(第60集)
刊行: 2003年3月1日
防災科学技術研究所「1:50,000地すべり地形分布図」は地すべり変動によって形成された地形的痕跡である「地すべり地形」の分布状況を地形図上に示した主題図です。この図によって、これまでに地すべり変動を起こした場所や範囲、規模、変動状況などを把握することができます。
印刷図の縮尺は1/50,000、サイズは柾版(580mm×460mm)です。第1集から第42集までモノクロ印刷、第43集以降はカラー印刷です。
防災科学技術研究所「1:50,000地すべり地形分布図」の利活用における留意点
防災科学技術研究所「1:50,000地すべり地形分布図」シリーズおよび地すべり地形GISデータを研究や防災事業等に利活用するにあたり、重要な留意事項があります。
これらを正しく理解せずに使用すると、重大な意思決定の誤りを招く恐れがあります。
特に重要な留意事項
- 【図示できる対象が限られている】:地すべり地形分布図は、撮影縮尺4万分の1のモノクローム空中写真を倍率4倍の簡易実態鏡を用いて判読し、幅150m以上の比較的大規模な地すべり地形のみを抽出している。
- 【上記以外は図示していない】:地すべり地形分布図では、表層崩壊などのごく小規模な変動、土石流や落石などの斜面変動、幅150m以下の地すべり地形などは判読対象外であり、したがって地図上にも表示していない。
- 【新たに発生する現象は見えない】地すべり地形分布図では、初期的な地すべり変動に関連すると思われる地形的痕跡として、不安定域と推定される斜面領域や斜面上部に発達する小崖地形について判読を試みているが、空中写真の特性として樹冠下にある微小な地形の変動を観察することは難しいため、小規模な初期的変動は判読・抽出することができない。
- 【現地調査は実施しない】地すべり地形分布図は、学術的には空中写真判読による地形学的予察図である。ごく一部を除き、判読した地すべり地形について現地調査を実施していない。
- 【本図の意味を理解する】したがって、地図上に地すべり地形が表示されていないことが、地すべりや地すべり地形が存在しないことを意味しない。
- 【利用者の責任による現地調査が必要】これらのことから、斜面に対し改変等を行う際には、地質図、大縮尺の空中写真、地形図、航空/地上レーザー計測、SfM等による精密な予察、および現地踏査による斜面変動地形の調査が必須である。
【PDF表示】第16集 「長野」収録図面
地すべり地形分布図 第16集 「長野」は以下の図面から構成されています。
図名をクリックするとPDFが開きます。